玄関にあると嬉しいスロープ
こんにちは!今回はあると嬉しい!安全に利用できるスロープについてのご紹介です◎
スロープは主に段差解消を目的として階段の代わりに設ける傾斜のついた通路になります。
玄関までの動線で段差があり、車いすやベビーカーのスムーズな移動が難しいと困ったことはありませんか?
そんな時に設置しておくと嬉しいスロープのメリット・デメリットやポイントをご紹介させていただきます♩
メリット・デメリット
親世帯と子世帯が一緒に暮らす二世帯住宅ではバリアフリーとして、
玄関ポーチに緩やかな勾配でスロープを設置することで車いすやベビーカーが段差を気にせず簡単に通ることが出来ます。
他にも大きい荷物や重い荷物をカートで運ぶ場合に、スロープがあるとお家の中までの運搬がスムーズになり大変便利です◎
しかし注意点としてスロープは階段と比べて緩やかな勾配を取る為には幅と長さを必要とする為、
十分な広さを確保する必要があります。十分な広さを確保できない場合、場合によっては施工が難しい場合があります。
敷地に余裕がある場合は、スロープ+階段の2つを併設するのがオススメです🎶
併設することで昇りは距離の短い階段で、下りは膝に負担がかかりやすい点などからスロープを使用するなど用途によって使い分けもすることが出来ます。
スロープ設計のポイント
スロープの設置の際意識することは2つ。まず1つ目は出来るだけ傾斜を緩く設定する。です!
短い距離でスロープを設置した場合、傾斜が急になり、かえって危険が伴うケースもあります。
特に車いすの上り下りでは、傾斜が急だと車体にかかる力も強くなり、車いすに乗っている方への負担も大きくなります。
そのためスロープを設置する際は、出来るだけ緩やかな勾配の設計をおすすめします◎
建物や敷地によって距離があまり取れず真っ直ぐなスロープが難しい時には、踊り場や折り返しがあるスロープにすることで傾斜を緩やかにできます✨
次に、意識すること2つ目は車いすもゆったりと通れる幅を設ける。です!
理想としては幅120cmあると車いすの移動も切り替えしもしやすい幅になります。
今はベビーカーを押すだけの幅だけあればというお客様にはもう少し幅を狭くすることも可能ですが、車いすが通れるような幅を設けて設置してあげると
将来的に車いすが必要になった際、有効活用出来ます。
また、スロープは使用した素材によって、雨が降ると滑りやすい場合があります。
そのため、素材は出来るだけ滑りにくい素材を使用していただくと雨の日でも安全にご利用いただけます◎
特に表面が砂利の凹凸が特徴的な『洗い出し仕上げ』や、表面がほうきで掃いたような刷毛の模様が特徴的な『刷毛引き仕上げ』がおすすめです。
それぞれ表面に凹凸があるので歩く際に滑り止めの役割を担ってくれます。
手すりを一緒に設置することで移動のサポート!
またスロープと一緒に以前紹介した手すりを一緒に設置することで足元への負担を減らし、より安全に移動していただけます♩
手すりがあることによって歩行の補助や高所からの転落防止としても活躍してくれます!
また、一人で車いすを移動する時や足などを怪我した時に手すりなしだと移動が難しいケースもあると思いますが手すりを設置することで、
手すりが昇り降りする時の支えとして活躍してくれます♩
暮らしを安全に快適にしてくれるためにスロープの設置してみるのはいかがでしょうか?
ご検討中の方は是非お気軽にお問い合わせください✨