夏から秋にかけて増えてくる台風。
強風や大雨による被害は、屋根や窓などの建物だけでなく、
フェンスや門扉、カーポート、お庭などの外構にも影響を与えることがあります。
「フェンスが風で揺れている」
「門扉がしっかり閉まらない」
「カーポートが風で大きく揺れている」
「大雨が降ると庭や駐車場に水が溜まる」
このような状態をそのままにしておくと、台風の強風や大雨によって思わぬトラブルにつながる可能性があります…。
台風が近づいてから慌てて対策するのではなく、シーズン前に一度お住まいの外構をチェックしてみましょう!
今回は台風シーズン前に確認しておきたい外構のポイントをご紹介します◎
① フェンス・門扉のぐらつきをチェック

まず確認しておきたいのが、フェンスや門扉です。
普段は気にならない程度の小さなぐらつきでも、強風が吹くと大きな負荷がかかります。
特にチェックしておきたいのは、
・フェンスの柱や本体がぐらついていないか
・ビスや金具が緩んでいないか
・フェンスや門扉に変形や破損がないか
・門扉がスムーズに開閉できるか
・門扉の柱まわりに異常がないか
などが確認したいポイントです。
門扉は「落とし棒」と「施錠」も確認

両開き門扉や片開き門扉などには、門扉を固定するための「落とし棒」が付いている場合があります。
台風などの強風が予想される場合は、落とし棒を受けにしっかり差し込み、門扉が動かない状態にしておくことが大切です。
さらに門扉の施錠もしっかり行うことで、門扉が動いてしまうのを防ぐ対策になります💡
「落とし棒+施錠」の二重の対策で、強風時の門扉のぐらつきを抑えましょう。
伸縮門扉は「閉めたまま」が安全とは限りません

伸縮門扉は敷地への侵入を防ぐなど、防犯面でも役立つ商品です。
しかし台風時には注意が必要です。
伸縮門扉を閉じた状態のままにしていると、風を受ける面積が大きくなり、
強風によって門扉が倒れたり、破損したりする可能性があります。
台風が接近する前には伸縮門扉を畳んだ状態にし、動かないよう柱などにしっかり固定しておくことがおすすめです。
普段の防犯対策と台風時の安全対策では、適した状態が異なる場合があります。
② カーポート・テラス屋根をチェック

カーポートやテラス屋根も、台風前に確認しておきたいポイントです◎
・屋根材に割れや破損がないか
・屋根材が浮いていないか
・ボルトや金具に緩みがないか
・柱や梁に異常がないか
・雨樋に落ち葉やゴミが詰まっていないか
などを確認しておきましょう!
片支持タイプのカーポートは「サポート柱」で対策

カーポートには、柱が片側にしかない「片支持タイプ」と、左右両側に柱がある「両側支持タイプ」などがあります。
片支持タイプは、四本柱などで屋根を支える両側支持タイプと比べると、構造上強風などの影響を受けやすくなります。
特に台風のような強い風が吹いた場合、屋根が大きくあおられ、最悪の場合にはカーポートが倒壊する可能性もあります。
そこで活用したいのが、サポート柱です。
サポート柱は強風によるカーポートのあおりを抑えたり、積雪時に屋根が垂れ下がるのを緩和したりするためのオプションです。
片支持タイプのカーポートをお使いの方は、台風が来る前に装着しておくと安心です。
また商品によってはサポート柱を必要なときだけ取り付け、普段は取り外しておくこともできます。
「普段はすっきり使いたいけれど、台風や積雪のときはしっかり補強したい」という方にもおすすめの対策です。
※サポート柱の対応可否や使用方法は商品によって異なりますので、現在お使いのカーポートをご確認ください。
③ 排水・水たまりをチェック

台風では強風だけでなく、大量の雨にも注意が必要です。
普段の雨では問題がなくても、短時間に大量の雨が降ることで、庭や駐車場に水が溜まってしまうことがあります。
台風シーズン前には、
・雨水桝にゴミや落ち葉が溜まっていないか
・側溝が詰まっていないか
・カーポートの雨樋が詰まっていないか
・庭や駐車場に水が溜まりやすい場所がないか
を確認しておきましょう!
特に雨樋や排水桝の詰まりは、比較的簡単にできるメンテナンスです。
「以前から同じ場所に水が溜まる」という場合には、排水計画や地面の勾配などを見直すことで改善できるケースもあります。
「雨の日でも快適に過ごせるお庭にしたい」
「水たまりができにくい外構にしたい」という方は、こちらの記事もぜひご覧ください!
④ 庭にある「飛ばされやすいもの」を片付ける

台風が近づいてきたら、お庭に置いてあるものも確認しましょう🪴
・植木鉢
・ガーデンチェアやテーブル
・子どものおもちゃ
・物干し用品
・ゴミ箱
・置き型のガーデンアイテム
など、普段は問題なく置いているものでも強風によって飛ばされると、
ご自宅の窓や外壁だけでなく、車や近隣のお住まいに被害を与える可能性があります。
屋内へ移動できるものは室内へ入れたり、難しいものは風の影響を受けにくい場所へ移動したり、必要に応じてしっかり固定しておきましょう💡
⑤ 台風をきっかけに外構全体を見直してみませんか?
台風による被害を完全に防ぐことは難しいですが、事前に点検や対策を行うことで、被害を抑えられる可能性があります。
今回ご紹介したように、
「フェンス・門扉」 「カーポート・テラス屋根」 「排水」 「庭にある物」
などチェックするポイントは意外とたくさんあります!
「フェンスが少しぐらついている」
「カーポートの強風対策をしておきたい」
「庭の水はけが気になる」
など気になるところがあれば、台風シーズンを迎える前に一度見直してみてはいかがでしょうか?
他にもこれから外構をお考えの方には外構計画に向けての記事もぜひご覧ください!
大切なお住まいを長く安心して使うためにも、今のうちからできる外構の台風対策を始めてみましょう!

